2010年5月7日金曜日

中田ヤスタカが大好きです。

今更ながらではありますが、ニュー・アルバム「PLAYER」のレビューに加え、僕が最も好きなアルバムとシングルを紹介したいと思います。

前作から1年4ヶ月、capsuleが満を持して発表したオリジナル・アルバム「PLAYER」は、「FLASH BACK」以降のノイジー、クールなエレクトロ路線の延長にある今作、個人的には非常に聞いていて楽しいです。何度もリピートして聞いているし、大変気に入っています。

その一方、想定範囲内の進化とも言える気がして、物足りなさを感じるのも事実です。

また、今作のなかでの良曲「Love or Lies」と「Hello」が発売前に単独でリリースされていたことで、購入して他の楽曲を聞いた時の評価が相対的に低くなってしまったようにも思えます。

capsule
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
発売日:2010-03-03

しかし、なんといっても「Love or Lies」と「Hello」はすばらしい。ポップですごく聴きやすく、しかしそれでいて、capsuleらしくひねくれているところは、さすが中田ヤスタカと言わざるを得ない出来ですね。

さて、これまで12枚をリリースした中田ヤスタカのミュージックアルバム。

この中で、最もオススメ出来る作品を聞かれたら、僕は「FLASH BACK」をあげたいと思います。

capsule
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
発売日:2007-12-05

ちなみに次点に挙げるのは「Sugarless GiRL」。それよりも「FLASH BACK」を先に挙げるのは、単に楽曲の良し悪しにおいて「FLASH BACK」が素晴らしいから、というだけではない。「Sugarless GiRL」は表題曲を含め、「Starry Sky」などの良曲を生み出した素晴らしいアルバムだと思う。その点においてはなんら「FLASH BACK」に劣るところはないです。

ただひとつ、「Sugarless GiRL」との決定的な差を述べるのならば、「FLASH BACK」はcapsuleでなければならない楽曲を中心に構成している、ということ。

このアルバムがリリースされたのは、Perfumeのブレイク直後だった。中田氏はこのアルバムで明らかにPerfumeとの差別化を図ろうとしたように思えるのです。

本作には、Perfumeと同じように「ガールズテクノポップ」というくくられ方をされようとしたことに対する「capsuleはcapsuleのやりかた」という筋を通すかのような気概を感じる。

僕の記憶が正しければ、「僕はcapsuleのプロデューサーではなく、capsuleのメンバーである」といったようなことをインタビューなどで答えることが多くなったのはこれ以降だったんじゃないだろうか。

とはいえ、まあ、そんな制作意図がどうとかというようなことはどうでもいいのかもしれません。とにかくアガる! 響く! 最高にテンションのあがる一枚なら、これ。

ちなみに曲であげるとしたら「JUMPER」のlive mixです。

通常版もいいですが、live mixのほうが俺は好き。iTunesStoreで買えます。

capsule
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
発売日:2008-11-05

もうナニも言わずに、ただただ聞いていただきたい。