2010年6月14日月曜日

そういえば、幼稚園のころの夢は「うちゅうひこうし」だったなー。

中学校のころとかは全然理科とか好きじゃありませんでした。成績悪かったし。

高校にいたってはほぼ未履修というゆとりです。なので、理科ってそんなに詳しくもないのです。しかし最近、理科、今さら好きです。科学オモシロイ。でんじろう先生の動画とかみてウハウハしています。生物、物理、化学、地学。どれもこれもオモシロイ。ちゃんと勉強しようとかは別に思わないんですけど、こういうのって見てるだけで楽しいです。

僕のバイト先には本がたくさんあって、時間がある時には好きに読んで良かったりします。そこで最近ちょこっと手のあいたすきに読んでいるのがこの「いまさらきけない化学の疑問」。どうですかこの不機嫌そうな表紙。「なんかもうめんどくさ~いだる~い」って感じで、化学の疑問とかどうでもよさげな表情です。


左巻 健男
技術評論社
発売日:2009-05-26

でもまあ表紙はともかく中身はちゃんと面白いんです。

紅茶を冷蔵庫で冷やすと、渋みが出る「クリームダウン現象」というのがあります。これは、紅茶の主成分であるタンニン酸とカフェインが、冷やされることによって結合し、水に溶けない固体粒子になることから起こる現象だそうです。それが舌の上で温められて溶けるときにタンニンのつよい渋みを感じるから、あんなに渋くなるんだそう。

こうして考えるとなんで理科や数学ってちいさなころに苦手だったんだろう、と思います。数学も同じなんですよ。数学についての雑学とか聞いてるとすごく楽しい。なのに中学の頃とかは、まるで出来なくって。証明問題とかは確か好きだったけど、なんでだろうか、何故か苦手科目だったんです。

今進んでいる道を後悔しているというわけではないんですが、理系の道を歩んでいたらどうなってただろうな、ということをふと思うときがあります。

昨日のはやぶさ、僕はリアルタイムで見ていました。すごかったですよね。ロマンです。宇宙すごい、ロケットすごい、はやぶさすごい、技術者たちかっこいい! ってぞくぞくしました。

技術が進む道って本当にロマンでいっぱいだと思います。未知の生物や未知の物質、未知の惑星や未知の実験。知らないことやまだ見ぬものに挑んでいく姿は、パッと見地味かもしれないけれど、もんのすごくカッコイイ。どこそこの研究室がなんとかという実験に成功した、なんていうニュースは、たまにそういえば見るけれど、ああいうところにもきっとドラマがあるんだろうな、と想像してしまいます。

ただ、まあ、もちろんそういうロマンがあることばっかりじゃないんでしょう。大変なこともいっぱいあるんでしょう。あと未知に挑むものばかりが、科学や技術や理科系じゃないとも思います。

けれど、はやぶさを見ててやっぱり、思っちゃいました。うらやましいなあ、僕もこんな道を進んでいたら、こんな人類の偉業に携わることができたのかもしれないなあって。まあ、今から追いかけるほどの熱量は、今の僕にはないのですけれど。なにかさしあたってそこに夢があるわけでもないし。でも、昨日は結構ココロ動かされました。

やっぱり物語が美しいですよね。失敗と挑戦を繰り返して、ようやく成し遂げたっていうさ。まあこのへんで「物語」とか持ち出しちゃう次点で僕は文系なのかなって思いますけれども。


こうやって、ちょっぴり感動だけシェアさせてもらっちゃうのは外野の特権かもしれませんね。これは実際に携わっているひとたちからしてみるとどう映るのかは分からないんですが、でも、昨日の夜ははやぶさのおかげで僕はすごく楽しかったです。人類ってすごいなあって感涙してしまいました。

おかえり、はやぶさ。