2010年12月2日木曜日

クリスマスソングの葛藤

ニコニコ動画で人気になっているヒャダインさんのクリスマスソングがとてもいいです。ヒャダインさんいいよね。一応たぶん全曲追いかけてます。


ニコニコ動画とかあんまりみないひとは知らなかったりするのかな。ヒャダインさんはネットで人気のミュージシャンです。今回リリースしたのは非モテに贈るクリスマスソング。



Youtubeはこちら

これはノンケ非モテに贈られてる感じの歌だから、まあ、歌詞に共感できるかどうかってところは別ですけど。

でもさ、こういうの聞いて思うんです。ゲイのクリスマスってちょっといいね、って。だって俺、クリスマス当日は彼氏いないゲイ同士で集まって、鍋パする予定なんですよ。主催者が遠距離の彼氏持ちってところは若干しゃくなんですが。

これがさ、ノンケ女子とかノンケ男子の場合だと、クリスマスに恋人いないもの同士で集まるって、哀愁を感じるじゃないですか。いや、当人たちの気の持ちよう次第だとは思うんですけど、それでもやっぱり、ね。

これがゲイ同士だと、まあ、彼氏はいないとはいえ、オトコと過ごしてるっていう「てい」ができるわけですよ。

僕の周囲はクリスマスとか「いつもと同じ平日じゃん」とか言ってのける人がわりと多いです。が、僕自身は、クリスマスとか誕生日とかその手の祝祭日が大変気になってしまうタイプの人間なのです。

だから、クリスマスに「バイト以外の」予定がちゃんと入っているって、なんかほっとしてしまう。上京してから6年、正直ろくなクリスマスを送った記憶はないけど(去年なにしてたっけ…)、今年はせめて友達と過ごせるっていう安心感が俺を満たしています。え? そこで満たされちゃダメ? なんかちがう?

ヒャダインさんの曲の話に戻ります。

クリスマスソングの話。

僕、クリスマスソングがぶっちゃけ大好きなのです。

いや本当に純粋に名曲がそろってるなと思うんですよ。毎年のように繰り返される名曲ってやっぱり粒ぞろいだし。メロディもやっぱり耳なじみの良さってありますし。

それで、この時期になると街中でガンガンクリスマスソングが鳴るじゃないですか。僕、この師走に街中の空気がいっせいに変わるの好きなんです。

寂しい気分を意識させられる一方で、なんかいっきに浮き足立ったような街の灯り。

クリスマスセールを仕掛けるショップに入れば、クリスマスソングがこれぞとばかりにかかります。定番曲のオリジナルも勿論かかる。けど、リミックスとかリアレンジとかカバーミックスとか、変化球な曲もかかります。これがまた楽しい。

はいるお店によってかかる曲も違って、それも楽しい。

僕は、移動中とか外出中に音楽プレイヤーを持ち歩いて聞くことって、ほぼ皆無なんです。

ずいぶん昔、ポータブル音楽プレイヤーの類を手にしたことはあるのですが、なじむことが出来ませんでした。だから、日本でiPodが発売されることが決まったときも、ほとんど興味をもてませんでした。

僕にとって自分がセレクトした音楽は、好奇心を持って「聴きたい」ものであって、バックグラウンドとして「流したい」ものではありません。

中田ヤスタカもほぼ同様のことを語っていて、彼はかつてTBSの「10のルール」に出演したときにこのように言っています。

「その場所の音を聴いていないと不自然じゃないですか」

僕、これにはとっても同意。

もちろんクラブとかバーとかお店の中で音楽が流れているのはいいのです。それはその場所の音だから。クリスマスソングが街中でかかるのもおんなじね。

その場所の音が本当はそこにあるのに、ポータブルプレイヤーとヘッドフォンで、そのなかで自分だけの音の空間をつくりだす(あるいは、つくりだしたい)というのには、僕にはあんまり馴染めない感覚なのです。

クリスマスのあの俗っぽい盛り上がりがすきじゃない人、多いと思う。そんなひとにとっては、街中で流れるクリスマスソング聞きたくもないでしょう。そんなツイートをいくつか昨日も見かけました。

でも、クリスマスソングって、すごくノリの楽しいいい曲揃ってる。なにより冬の夜の街の雰囲気にあった「その場所の音楽」「そのときの音楽」って感じが、すごくしません?

とはいえ僕もクリスマスに独り身だから「クリスマスノリを楽しんじゃうのはどうなの」みたいな思いはどこかにはあって。素直にその空気と音を楽しみたい反面、その「クリスマスへの反感・無関心態度」って超わかる。

その点で考えると、ああ、ヒャダインさんのこの曲って「その相対する両方の感情をぐっとワシヅカミにする曲だな!」って思えるんですよね。痛快だし、クリスマスミュージック楽しめる感じがすっごくいい!

ちなみに個人的に好きなのは、曲中でチキン買っちゃうとこ! 反クリスマスとかって言ったって、お祭りだもの、ちょっとくらい楽しみたいってのが、独身野郎にとっても本音だったりするんじゃないかと思うわけですよ。

これ、出来ればオタク向けのショップとかでガンガンかけてほしいよ。



シュワーキマーセリー♪