2011年1月16日日曜日

板野友美とソーシャル・ネットワーク "Facebook"

フェイスブックは日本に上陸するのか、しないのか、各所で様々な考察が行われています。

フェイスブックを題材にとった映画「ソーシャル・ネットワーク」が日本でも公開され、各所で「そろそろフェイスブックが来るのではないか」といったようなささやきが聞こえてきています。


フェイスブックは世界最大のSNSです。SNSといえば日本ではmixiですね。使ってみるとわかりますが、mixiとは操作感覚などが若干違います。これを「大きな違いだ!」と言う人もいます。反して「そうでもない」と考える人もいるでしょう。

他にも実名制であることなど、いくつかの違いをあげているひとがいます。

アメリカにおけるフェイスブックはどのように広まったか、SYNODOS JOURNALから引用します。
ハーヴァード大学という排他的・特権的なコミュニティにのみ開かれたネットワークを作ることによって、実質的な利用目的はそれまでのSNSと同じく「出会い系」――クラブで開かれるパーティや宴会の目的と同じ――だったしても、それに「信頼できる仲間を作る」「将来のための人脈を築く」といった建前を用意することによって、出会い系そのものにしか見えないサイトへの登録をためらうエリート層が加入しやすいようになった。

また、Facebookは社交クラブの仕組みをそのまま真似るだけでなく、社交クラブそのものを通してユーザを獲得していった。ザッカーバーグやその協力者たちは、自分が参加しているクラブの「兄弟」たちにFacebookへの登録を呼びかけ、さらにそのメンバーが知り合いの女性らに声をかけ…というかたちで、社交クラブの人脈を通して指数関数的に会員を集めることに成功した。

アメリカにおいて、フェイスブックは段階的にオープンになっていきました。当初は限定的・閉鎖的な仕組みから始め、少しずつその枠を広げ、段階的にオープンにしていきました。

しかし、日本には同じストーリーは持ち込めません。フェイスブックはすでにオープンです。誰にでも登録できるSNSになっています。

では、日本においてフェイスブックが爆発的に普及するには何が必要なのか。

僕は「芸能人」だと思うのです。

日本においてウェブサービスが爆発的に流行する、その強いきっかけになるもの。「人のつながり」以外に「芸能・アイドル」「オタク文化」という要因がある――そのように僕は考えています。

そのわかりやすいものとして代表的なのが「ニコニコ動画」と「アメブロ」。

ニコニコ動画はアニメを中心としたオタク文化を中心に投稿動画を増やし、アメブロは芸能人ブログやアイドルブログを中心に人気ブログの数を増やしてきました。

また、「はてなダイアリー」「はてなブックマーク」などもオタク文化を中心にユーザー数を増やしたという印象をつよく感じています。

フェイスブックの特徴のひとつとして「ファンページ」という機能があります。mixiでいうコミュニティに似ていますが、違います。mixiコミュニティの管理人には誰でもなることが出来ます。しかし、フェイスブックの「ファンページ」は、公式の権利をもつひとがつくることになっています。

このブログもフェイスブックでおこがましくもファンページをつくりました。優しい友人たちを中心に「いいね!」を押してもらったりしています。

このファンページに人気アイドルたちが参入してくること。僕は、それこそがフェイスブックの成功を後押しするのではないかと考えています。つまり、アメブロと近いかたちで普及していくのではないかと感じています。

AKB48からソロデビューし、シングル「Dear J」をリリースした「ともちん」こと板野友美。AKB48のなかでも個人的に特に好きなメンバーです。

オタク向けから出発したアイドルながら、ギャルや女子中高生の人気を獲得する方向に進んできている、モデル・歌手志向の歌姫系アイドルです。

彼女の公式ファンページがさっそくFacebookに登場しています。

ゲイカルチャーにも親和性が高い感じがすごくします

彼女の公式サイトにも、フェイスブックボタンやファンページへの動線が設置され、彼女が本格的にフェイスブックを利用していくという姿勢がみてとれます。

twitterから彼女のフェイスブックに流れたコメントにはすでにファンからの熱いコメントや「いいね!」がつきはじめていますし、今後フェイスブックを利用したプロモーションも行われるかもしれません。

彼女の第1弾シングル「Dear J」は安室奈美恵をリスペクトするという彼女らしいナンバーです。

板野友美
キングレコード
発売日:2011-01-26

AKB48からのソロデビューの成功ストーリー、フェイスブックの日本波及ストーリー、そのふたつの物語を彼女が背負っているような、そんな気がしています。個人的にとても注目しています。