2011年6月10日金曜日

ゴールデンスランバーが教えてくれる、悪に襲われたときの3つの手札

伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」。

この作品には「誰かが中枢にいるわけではない、到底個人の力では立ち向かえない巨悪」を前にした主人公・青柳雅春の二日間の行動が描かれています。

そこで彼がとった行動は、とてもシンプルなルールを体現していると僕は思うのです。

誰かが中枢にいるわけではない、到底個人の力では立ち向かえない巨悪」。

このとき、生命の危機を感じた個人がとれる行動は、作中で青柳雅春がとった「3つの行動」、その3つだと僕は思います。

その3つとは、
  1. まずはその状況から逃れることを検討する。逃げる。
  2. 逃げられない理由がある場合は、問題を共有できる友人などと協力する。
  3. それでもうまくゆかない場合は、今までの自分を捨てる。自分を変える。

この3つの行動には、どれも勇気がいりますよね。

生命を脅かす、理不尽な悪に襲われたとき、人はたぶん、つらくてもその勇気を出さなくてはならないと、僕は思います。



伊坂 幸太郎
新潮社
発売日:2007-11-29


3つの対策、どんな順番で実行するのかは、その人次第だと思います。