2011年6月15日水曜日

The people's supermarket 働いたらお得になる部活系スーパー

"The people's supermarket"というスーパーマーケットを知っているでしょうか。



イギリスのロンドンで昨年の5月からはじまったというこのスーパーは、会員制度で運営されているのですが、その運営方法がすごいのです。会員になって月4時間以上の無償ボランティア労働をすることで、会員はスーパーの商品を10%オフで購入できるというのです。

会員の無償ボランティアによって店に対する愛着も生まれ、さらにそのスーパーが地域の社交場となっているというのです。労働者と消費者が同一の体験を共有することで、円滑なコミュニケーションがうまれるということなのだと思います。

会員の提案によって、食料品を近所の農家から仕入れていたり、様々なイベントを企画するなど、とても活気のある運営が行われているそうです。スタッフルームにひんぱんに会員が遊びに来たりするなど、なんだか部活動のような楽しさを感じます。

会員制度のある店舗というと、日本ではいわゆる「生協」。僕も大学の生協に加入していますが、部活のように大学の食堂などでバイトする制度があったら、楽しいかもしれません。



このスーパーでは、東日本大震災の義援金イベントも開催されたようで、以下のブログではそのときの様子が写真付きで紹介されています。

http://rmoko11.exblog.jp/12432129/

手作り感があってとても親しみがありますよね。センスもあって、すごくいい。

働いている人が楽しそうという客商売が日本にはとっても少ない、と僕は思う。

たとえばいまドラマでやっている「高校生レストラン」なんかも、すごく行ってみたくなる。あれはやっぱり働いている人がいきいきしているからだと思うのです。

神木くんかわいいよ

以下のリストは、今年、アメリカのビジネス誌フォーチュンが発表した「最も働きたい企業100社(The 100 Best Companies to Work for)」から、フードサービス業と小売業だけを抜き出したもの。

5位 ナゲット・マーケット
14位 レクリエーショナル・イクイップメント
15位 ザッポス・ドット・コム
18位 ホール・フーズ・マーケット
36位 コンテイナー・ストア
41位 クイックトリップ
53位 ノードストロム
64位 ステュー・レオナルド
68位 メンズ・ウェアハウス
80位 ビルド・ア・ベア・ウォークショップ
86位 パブリックス・スーパーマーケッツ
93位 スターバックス・コーヒー

アメリカでは小売業とフードサービス業が就職先として人気であり、従業員の満足度も高い。

でも、日本ではそうじゃない。

こういう工夫をとりいれて、日本でも従業員が楽しそうに働くお店に増えてほしいなと思う。奴隷のように働かれて、サービスが良くても、僕はちっとも嬉しくないですね。