2011年7月19日火曜日

好きなクラシック音楽の話 その1

僕は自慢じゃないが、クラシック音楽のにわかファンです。

クラシックいいなあと思い始めたのは中学生の頃で、それもやっぱりインターネットがきっかけでした。

クラシック音楽には著作権が切れているものも多いから、インターネットで音源を入手して聴くことは、多くの場合たやすいです。

盤だとか演奏家だとかそういう細部にこだわりさえしなければ、クラシックは十分楽しんで聞くことができます。

浅~いファンらしく、最初のころよく好んで聴いていたのはベートーヴェンの月光とかラフマニノフのピアノ協奏曲2番とか、耳になじみやすく眠くならない初心者らしい選曲でした。そういう基本は実を言うと今でもそんなに変わっていません。

ご多分にもれず、僕も「のだめカンタービレ」ブームでいっそうクラシックが好きになったひとりです。少女漫画誌の「Kiss」愛読者でもあった僕はこの漫画にいちはやくハマって、これに登場する楽曲を探しては聴いたりしていました。

そういうにわかクラシックファンにとって「良いコンサート」ってやつの敷居はなんとなく高いものだったりします。

指揮者だとか楽団だとか演奏者だとか、そういう音楽界のことも詳しく知らない、という精神的な敷居もそうです。

けれど何よりも、何千、何万とする高いコンサートチケットを購入して聴きに行くともなれば、ちゃんとその聴きどころや音楽的な意味合いを味わえなければ損だろう、という思いがあります。

金銭的な敷居。

その金額を払ってまでそのコンサートを、という情熱やこだわりに自信がないので、どうしても尻込みしてしまうんですね。

僕みたいな貧乏学生にとっては、なおさらなわけであります。音楽の専攻でもなければ、ちゃんとした音楽教育を受けたわけでもない僕が…と思ってしまうわけです。

おそらくそういう心持のクラシックファンというのはわんさかいると思います。

そういう思いにこたえてくれる音楽祭が、実はあります。

ラ・フォル・ジュルネ」という音楽祭。

「熱狂の日」とも呼ばれ、毎年、日本では東京丸の内にてゴールデンウィーク期間中に開催される音楽祭なのであります。


今年は佐賀に帰省してしまったということもあって行けませんでした。

が、実は僕はこの音楽祭に、初回から毎年足を運んでいます。

この音楽祭はクラシックのライトなファンにむけて構成されています。

一回のコンサート料金はだいたい千円から二千円前後と安価で、野外などでは無料の演奏も行われます。

また、子ども連れの家族に向けて「ゼロ歳からのコンサート」などといったプログラムもとり行われます。演奏中に子どもが泣きだしても、決して文句を言ったりしないのが、そこでのルールです。

拍手やアンコールなどといったクラシックの暗黙のルールについても、肩肘はらずに適当に、というのがそこでの気さくなルール。コンサートホールへ入るのも、ジーンズやTシャツでじゅうぶん。

そしてひとつのコンサートあたりの時間が短く区切られているのも特徴です。

いくつかのコンサートのチケットを入手して、昼はAホールで夕方はBホールで、というように、いくつものコンサートをハシゴしてしまうのが「熱狂の日」ならではの楽しみ方。

当日チケットも出たりするので狙い目です
そういうスタンスなので、クラシックのライトなファンにとっても、すごく楽しい音楽祭なのです。野外には例年企業ブースや飲食の屋台なども出ており、文字通りお祭り。

かなりにぎやかです
演奏家は学生から旬の若手、かなりのビッグネームまで、多様な楽団がそろっていて、また、海外からのお客さんも多いのか、いつも会場は国際色豊かなお客さんたちであふれています。

今年はいけなかったので来年こそは…と思っております。