2011年10月5日水曜日

galaxias! に超期待

Perfumeのスマッシュヒットによって中田ヤスタカのサウンドが市場を席巻し、その後、中田ヤスタカのサウンドフォロワーがイナゴのように大量に現れました。

AIRA MITSUKIしかり、元気ロケッツしかり。

しかしいずれもヒットせず(と言ってもいいと思う)、日本のエレクトロサウンドは中田ヤスタカのほぼ一人勝ち、世界的に見ればエレクトロポップで大きく足を伸ばしているのはK-POPのみで大きく水を開けられている状況が続いておりました(あくまで僕の主観ですが)。

しかしここに来て思わぬ本命が登場しました。

柴咲コウにくわえ、DECO*27とTeddyloidという豪華メンバーで組まれた音楽ユニット。

その名も「galaxias!」。



以前からTeddyloidのmixがとても好きだったのですが、どうにもメッセージやメロディのポップさといったような面で、ヒットミュージックメーカーとしての要素がTeddyloidには見つけられなくて、「すごくいいのに、このままではヒットはしないよなあ」と思っていました。

そこでDeco*27ですよ。

哀愁や切なさを巧みにとりこんだポップな「イマドキ」のメロディをつくらせたら、彼の横に出る人はいないでしょう。中田ヤスタカが唯一侵入してこれない「思春期の痛い領域」で曲をつくる、それがDECO*27だと僕は思っています。そんな彼のメロディとTeddyのmixが融合する。パズルのピースがぴったりはまった、奇跡の組み合わせとしか言いようがありません。

けれど、Deco*27にもいまいちだというところがある。これを言うと彼のファンからは反感を買いそうですが、それは歌詞です。独特なDeco*27の歌詞は、現代の思春期にぴったりと寄り添った痛さを抱えている。けれど、でもアーティストとしてのメッセージを打ち出していけるほどの、地に足の着いた強さはもっていないという気がしていました。

しかしそれが、柴咲コウとのタッグを汲んでからメロディまでもぐっと良くなった気がします。

柴咲コウの抑制の効いた歌声もそれにとびきりマッチしています。「galaxias!」において最終的に歌詞を決定するのがどちらかはわかりませんが、柴咲コウの『語る』歌詞と、Deco*27の切り口は、相性が良いと思います。願わくは歌詞は柴咲コウに書いて欲しい。デコのファンは嫌がるかもしれないけれど。

さらにいうなら、そこにTeddyloidらしい「宇宙」をモチーフにした世界観が融合しているらしいことが、新しい「galaxias!」のウェブサイトから見えてきます。

あとひとつ気になるのは、このユニットの牽引役を誰が務めるのかということですが、それは今後明らかにされていくだろうと思います。

まあ、おそらくはDeco*27か、柴咲コウのどちらかでしょう。

結成前に三人がコラボレートしたミックス「無形スピリット -mugen loop remix-」を聞きながら、デビューリリースを心待ちにすることに致します。





お互いが持っていないもの、持っているもの。それを音楽を通して気づき合ってタッグを組んだ。

なんて理想的なユニットの形成だ、と思います。

いまからめちゃめちゃ期待値高いです。