2011年12月16日金曜日

ネット配信時代のガールズエレクトロは魔法少女らしい…?「Weekend Paradise」がファーストアルバム「終末一般論」をリリース

※この記事は10年代の最新ネットカルチャー情報サイト「ねとかる!」に寄稿した記事です。
http://netokaru.com/?p=2254

いま一番気になっているエレクトロポップガールズグループを紹介します。

三日前に初めて音源が公開されたばかりのインディーズグループです。ですので、おそらくこうやって文章で彼女たちの楽曲が紹介されるのは、この記事が初ではないでしょうか。

次の冬コミでファーストアルバム「終末一般論」が発表されるそうですが、買いにいけないのはとても残念です。彼女たちのアルバムを冬コミで購入して僕に届けてくれる友人を大募集します。通販も用意されるようなのでそれにも期待しましょうか…。

さて、そのグループ名とは、「Weekend Paradise」。




ボーカルの鹿乃さん、作曲のshinoさん、作詞&イラストのミヤさんからなるガールズグループ。

shinoさんと鹿乃さんが学校での友人らしく、ミヤさんはインターネットを通じてグループに加入。「メルヘンで、ちょっとブラックな遊園地」をテーマに、作品を発表していくという彼女たち。発表の場所はニコニコ動画の「ニコニコインディーズ(NNI)」カテゴリーを利用していくようです。

現在公開されている「ラストループ」は、アンニュイな鹿乃さんの歌声とハードなエレクトロサウンドが融合した楽曲。女子三人でここまでゴリゴリのエレクトロポップグループは、かなり珍しいのではないでしょうか。

作曲担当のshinoさんの実態は「魔法少女」だそうで、ループを扱った歌詞にはなんとなく「魔法少女まどか☆マギカ」のようなニュアンスを感じてしまいます。また、学校での友人関係からはじまったグループというところには、なんとはなしに、「けいおん!」のような雰囲気も。

Myspaceでの音源発表から火がついた「さよならポニーテール」もまたイラストを作品の一部として積極的に取り入れたグループでした。イラストのような世界観を強く決定するアートディレクションの専門メンバーを配置するのは、ネット配信時代の音楽戦略としては当然のものとして定着していくのだろうと感じます。

鹿乃さんはもともとボカロ系の歌ってみたなどで活躍していた歌い手。相互にn次創作の連鎖を続けるアマチュアクリエイターのループから飛び出し、ニコニコインディーズでオリジナルを配信するという戦い方を選んだ彼女の今後の活動は、どんな「シュウマツ」を迎えるのでしょうか。

ネット配信時代のガールズエレクトロ、初音ミクに背を向けてどこまで戦えるのか。気になります。

Weekend Paradise公式サイト:http://weekendparadise.web.fc2.com/