2012年10月22日月曜日

二十六歳になったけど、彼氏は

誕生日を迎えました。26歳になりました。今日はちょっとゲイ的な話を。

地元・佐賀での暮らしをはじめてから、まったくゲイ的なものとはかけ離れた生活をしています。

このブログだって「男色系男子」なんてタイトルをつけたままでいいのかと思う時があります。サブカル評論ブログみたいな感じになってるしね。もともと「男色系男子」をアメブロではじめたときは、新宿二丁目での暮らしを楽しく書いていたんですけどね…。

前の彼氏と別れてもうどれくらいなんだっけ、的な感じですが、新たな彼氏探し的なこともまったくしていません。それも独身ゲイとしてどうなのかと思い、一度出会いアプリ的なものを登録したりしてみたんですが、すぐにやめてしまいました。

ゲイにおいて出会い掲示板って定番なんでしょうけど、僕はほとんど使ったことがありません。覗いたことはあるけど、掲示板に書き込んだりしたことはないのです。アプリは一回使ってみたけど、やっぱり誰とも合わずにやめちゃった。今まで出来た彼氏は、ゲイバーでの出会いか友人経由の紹介がすべてです。ネットで出会わない理由は簡単で、自分の顔写真と文章に自信がないし、それに手間がかかるから。

顔写真は単に自分写真の不細工度に耐えられないだけなんだけど、文章も結構致命的。まず自分って重いんだろうなと思う。「気軽な出会いを求めてます」的なことを僕は書きません。

僕の理想はちゃんと家族をつくることで、親にもちゃんと紹介したいし一緒に住みたい。付き合うなら、ちゃんと周囲にも紹介したい。僕はいままでそういうスタンスもオープンにしてきました。僕はそういう人です。

実際、今までそうしながら彼氏をつくっていたので、じゃあ出会い掲示板でもそうやって……と思うのですが、そういうわけには結構いかないもんです。

まあ、いままではそれで良かったんですよ。だって二丁目で友人と遊んでいるながれのなかで、それなりにちゃんと恋ができたし、ネットで出会おうなんて発想もなかった。

しかし東京を離れたとたん「あ、二丁目みたいなところにいないと、普通にしてたら彼氏なんてできないんだなあ」と気づきました(そりゃそうだ)。

でもねえ、じゃあだからといってネットで出会いを求めるのかというと、「別に出会いたいわけじゃないんだよなあ」と思ってしまう自分がいます。そもそも、面白いイベントとかお店がないと、家をでるのすら億劫な性分です。

そこまで考えてみると、そもそも東京でだって、彼氏探しに二丁目に出てたわけじゃなかった。二丁目でゲイの友人関係が出来たのが嬉しくて、いろんな人とご飯を食べたりお酒を飲んだりしているうちに、好きな子ができたり、好きになってもらったりしたのでした。

いざそういう環境を手放してしまうとどうなるかというと、別にどうにもなりません。出会いがないから恋もしないし、飲みに行く相手もゲイじゃない友達。なんのイベントも起きません。

挙句の果てに、それで結構平気なもんなんです。東京ではゲイの友達とよく飲んだりしたけど、佐賀に帰ってきて、地元の友だちとお酒を飲んでる。たまにオカマと飲みたいわ、なんて思わないじゃないけど、相手がゲイでなくたってそれはそれで楽しいです。

あとね、実家ぐらしなので、一人暮らしの寂しさからも開放されちゃったのがでかいです。寂しくないし彼氏なんて別にしばらくいいかな、とか思っちゃってます。

東京の友達は恋しいけど、東京のゲイ的な友達に対して特別な友達だなと思っているからこそ、佐賀で新たなゲイ友達グループをつくろうと思えないっていうのもありますね。

なんでこんなことを誕生日に書くのかというと、このたび一歳齢をとったことで「ああ、あと何年くらい彼氏のいない誕生日を迎えるものかなあ」などと、思ってしまったからです。

実は先日、東京にいたころ仲良くさせてもらってた、ゲイ漫画家の歌川たいじさんが福岡でファンミーティングをするというので、久しぶりに会いに行きました。お二人の十三周年をお祝いできてとても楽しかったです。

歌川たいじ新作「ブレイクスルー」。
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そのファンミーティングのとき、二次会で歌川さんにずばり言われてしまったのです。

僕「でも正直、(彼氏が)いないのにもう慣れちゃってる自分がいるんですよねえ…」
歌「うーん、それ(彼氏ナシ期)、長引くかもしれないね」

恋をすると、やきもきしたり、そのことで頭がいっぱいになったり、楽しいこともたくさんあるけど、パワーもそのぶんたくさん使うんですよね。それに比べて、独身の省エネたるや。

ぶっちゃけ。ひとり楽だなー、と思っちゃって。

でも、久しぶりに歌川さんとツレちゃんに会って、「ふたり」っていいものなのよね、なんて再確認もしたりして。歌川さんのファンミーティングで友だちになった男子も、九年続いた彼氏とラブラブだって言うしさ、なんか羨ましいなと思っちゃいました。



二十六歳。戸惑いまくりのスタートになりそうです。

恋かあ。恋なんてだいぶしてないけど、僕の知ってるゲイカップル、みんな素敵で、ただそれがいまはちょっと羨ましいんだよね。